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お血は百病の源

Dr.叢血液健康学

Dr.叢いきいき元気

血液健康学
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北京首都医科大学中医学教授  叢 法滋(そう ほうじ)先生

お血は百病の源」。近代中国でさらに研究すすむ

「未病を治す」このシリーズも、今回から本題の「お血」対策に入る。生活習慣病をはじめ、多くの病気を引き起こす主要な原因の一つである「お血」がなぜ起きるのか、その発生のメカニズムから、「お血」の対処法までを順を追って考えてみよう。

古人は血液循環の滞りに着目した

 お血は、西洋医学にはない中医学独自の考え方です。漢代の医聖・張仲景は『傷寒雑病論』の中で、まず「お血」の概念を提出しました。「お」とは本来「水が溜まって流れない」意味です。
 また、唐代の許慎氏は『急就草注』の中で[おは、血の溜まりなり]と解釈しています。中医学には[血液内結為お血](血液が体内で凝固することはお血である)、[汚濁之血為お血](汚れた血液をお血という)、「離経之血為」(内出血が体に溜まることはお血である)と、いろいろな捉え方があります。
 2000年以上も前に記された『皇帝内経』の中にも、「悪血」「留血」「血不通」などの記載があります。これらはいずれもお血のことを指しています。
 
 以上のことをまとめてみると、お血には
①血液の循環障害
②血液の汚濁、粘 (コレステロールと中性脂肪値が高い)
③内出血
④器官の増殖・変性・硬化
⑤各種の腫瘍・癌など
5つの意味が含まれます。

飛躍的に進む中国でのお血対策

 中医学には「お血為百病之源」「百病多兼お血」(多くの病気はお血による)という言い方があります。
 宋代の楊士 は医書『直指方』の中で、「人々は病は気からということはよく知っているが、お血が病気の源であることを知っている人は少ない」と書いています。これにより、古人は昔からお血が病気の元凶となることを知っていたことがわかります。

 近代中国になってから、お血とその治療法「活血化お」(血行改善)に対する研究はさらに盛んになり、各地の医療機関から多くの論文が発表されています。その一つ、上海医科大学情報研究室では、この37年間に中国国内で発表された文献資料統計をとり、その結果を次のように発表しています。
 《お血に関する論文は4000編あまりに及ぶ。その中で活血化お療法により治療したお血症(お血が関係している病気の総称)は414種。その内訳は、内科145種、外科93種、産婦人科30種、小児科17種、腫瘍科33種、神経精神科41種、皮膚科22種、眼科21種、耳鼻咽喉科13種、歯科9種類となっている》
 お血症のカテゴリーの広さと、お血が万病の源ということがよくわかると思います。

現代医学のフリーラジカル説とも一致

 現代科学の研究によると、お血症の場合、体内の脂肪過酸化物とフリーラジカル(活性酸素)が増加するため細胞に損害を与え、ひどい時には死に至ることもあるとしています。

 脂肪過酸化物やフリーラジカルは、各種の疾患や老化の原因となるものであり、そのためにフリーラジカルの増加を万病の源として警戒しています。
 これは中医学の「お血」に対する考え方と一致しています。

(週間読売1999・5・30号掲載より)

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