中国漢方であなたの恋を応援します!中国漢方の周期療法で可愛い赤ちゃんをあなたに・・・。中国漢方であなたの心と体の健康を応援します!

その頭痛、月経周期に関係していませんか

Dr.健康ミニ講座
その頭痛、月経周期に関係していませんか

その頭痛、月経周期に関係していませんか


画像の説明

月経時の頭痛は女性ホルモンの変動が関与?

 女性は頭痛に悩む人が多く、偏頭痛だけでみても10人に1人以上(12・9%)が罹患しているといわれ、その数は実に男性の3・6倍にのぼります。さらに、そのうち5〜7割の人は、月経時や排卵時に頭痛を起こしやすいとの報告があります。また、頭痛は20〜50代に起こることが多く、この時期は女性ホルモン分泌が盛んになる時期でもあることから、頭痛は月経痛や排卵痛と同じように、女性ホルモンによって引き起こされているのではないかと考えられています。

女性ホルモンは身体の各器官に影響を与えますが、月経時や排卵期には子宮周辺に働いて下腹部痛を起こす原因にもなります。また、月経時には女性ホルモンの働きで子宮を収縮させる物質が出ますが、この物質は同時に腸も収縮させますので下痢をまねくことがあります。月経中にお腹が痛くなったり、緩くなる傾向があるのはこのためです。

女性ホルモンと頭痛との関係はまだ詳しいことはわかっていませんが、女性ホルモンの一つである卵胞ホルモン(エストロゲン)は血管の拡張作用など血管系に影響するとの報告がありますので、脳血管がエストロゲンに反応して痛みが引き起こされているのではないかと考えられています。また、エストロゲンは、セロトニンなどの痛みに関連する様々な神経伝達物質に影響を与えていることも報告されています。

女性が頭痛を起こしやすい月経時と排卵期は、いずれも女性ホルモンの分泌量が大きく変動する時期にあります。排卵期にはエストロゲンが低下しますし、月経時には黄体ホルモン(プロゲステロン)も低下します。したがって月経時・排卵期の頭痛は、女性ホルモンの分泌量の変動によって引き起こされていると考えられます。また、女性ホルモンの分泌量が常に低下している閉経後の女性が、骨粗鬆症などの疾患のため女性ホルモンを補充する治療を受けると、閉経前と同様に女性ホルモンの量が変動し頭痛が起こりやすくなるという報告もあり、このことからも、頭痛は女性ホルモンの分泌量の変動によって引き起こされることが考えられます。

女性ホルモンの分泌量には個人差があり、また年齢によっても異なるのですが、私は診察を通して、女性ホルモンの分泌量よりもその変動幅が大きい人に頭痛が現れやすいという印象を持っています。


月経の開始時をメモする習慣を

画像の説明

月経期・排卵期頭痛でも、日常生活に支障を来たす程度であれば医療機関を受診してください。診察では原因となる他の病気がないかどうかを確認し、特になければ鎮痛薬などを処方します。しかし、鎮痛薬では効果が不十分な場合、婦人科では低用量ピルを処方することもあります。低用量ピルを服用すると女性ホルモン量が安定するために頭痛が軽減し、月経そのもの(経血量)や月経前症候群といわれる、いらいら、落ち込み、下腹部痛、腰痛などの症状が軽くなる効果も期待できます。ちなみに、月経前症候群を訴える人には月経時頭痛も多く見受けられます。

しかし、これらの薬剤は対症療法ですので、月経がある限り(これは女性の象徴でもありますが)、頭痛と上手に付き合っていくことが大切です。薬剤で症状を和らげるとともに、好きな趣味に打ち込んだり、体を温めたり、香りや音楽を楽しむなど、気分が紛れるような過ごし方を見つけるように心がけましょう。

前回の月経がいつだったかわからない、覚えていないという女性は少なくありません。私がお薦めしているのは、携帯電話のカレンダー機能を用いて月経開始日をメモする方法です。開始時に、ハートマークなど自分に分かる絵文字などを入れておくだけでよいのです。そうすることで頭痛と月経周期との関係に気付くこともありますし、他の婦人科疾患や妊娠などを確認する際にも大変役に立ちます。

(武田薬報 451号)

powered by Quick Homepage Maker 4.81
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional