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ガンの増殖転移の鍵は血液にあった

Dr.叢血液健康学
ガンの増殖転移の鍵は血液にあった

Dr.叢のいきいき元気

血液健康学


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ガンの増殖転移の鍵は血液にあった

発ガンのメカニズムは、まだ完全には解明されていません。それでもガンの増殖・転移や治療の鍵を、血液の健康状態が握っていることが少しずつ明らかになってきました。

ガン誘発の謎

 ガンの発生、成長のメカニズムについては、まだ完全には解き明かされていません。中医学にとってもガン制圧につながる新しい治療法を切り開くため、その全容の解明が待たれるところです。

眠っているガン遺伝子が目をさましたり、ガン抑制遺伝子のブレーキが壊れて突然暴走をはじめるのはなぜでしょう?

その引き金となるのが環境要因です。ガン発生の90%以上は、環境要因(生活習慣や自然環境、心理的要素など)によるものだといわれています。放射線、紫外線、環境汚染、有毒な化学物質、食品添加物、タバコ、排ガス、ウイルス、動物性脂肪、焼けこげた食品など・・・ガンの誘発原因には事欠きません。

なかでも精神的ストレスは、有力な誘発原因と考えられています。中国山西省からの報告によると、食道ガンの患者で発病前に大きな精神的ショックを体験している人が実に52%を占めていたそうです。

今年7月、アメリカの科学者がイギリスの科学雑誌『ネイチャー』に興味深い論文を発表しています。

遺伝子操作の過程で、三種類の遺伝子を人体の正常細胞に導入し、正常細胞を変異させることに成功したのです。この遺伝子は、細胞の信号伝達ルートに影響を与えて正常な遺伝子をかく乱し、ガン抑制遺伝子が本来の働きを失って正常細胞をガン細胞に変異させてしまったというものです。

この論文で博士は、環境要因が細胞の信号伝達ルートあるいは遺伝子の変異に影響を及ぼして、ガンの発生につながる可能性があることを示唆しています。


ガン細胞が瘀血を促進

 ガンは増殖・分裂のスピードが早いうえに、浸潤(周りの組織への拡散)と転移という特徴を持っています。もしも、この浸潤と転移を止めることができれば、これは中医学でいう既病防変(すでにある病気が変化するのを防ぐ)の重要な対策となり、ガンは怖い病気ではなくなります。

現在の研究では、浸潤と転移の鍵は血液にあるとされています。

ガン細胞は血液の凝集を促し、血液の高度な凝集状態を作ります。加えて、ガン細胞の表面には繊維タンパクの膜が形成されます。

このような血液の凝固状態(瘀血)やガン細胞の表面に繊維タンパクの膜が発生すると、血中のガン細胞を殺す役割をもったNK(ナチュラル・キラー)細胞の能力が低下します。


転移を抑える秘密兵器

一方、ガンの転移を抑える秘密兵器は、血管の内皮にありました。

ガンの浸潤と転移を抑制するには、それらを引き起こす物質の一つを利用することです。

たとえば血管の内皮細胞が合成するPG12という物質です。PG12には直接ガン細胞を制御し、患者の免疫反応を高め、ガンの転移を抑える働きがあります。

これに対して、血小板が合成するTXA2は、血小板の凝固を早め、逆にガンの転移を促進する物質です。

このPG12/TXA2の比率が大きければ、ガンの転移は抑えられ、比率が小さければ逆に転移を早めるということです。

最近の中国では、中医学や中成薬などを応用したガンの治療方法の研究が進んでおり、最近の研究では、中成薬のあるものにはPG12/TXA2のバランスをとる作用のあることがわかっています。

たとえば丹参(たんじん)、川芎(せんきゅう)、赤芍(せきしゃく)、紅花(こうか)などの抽出成分はTXA2の合成を抑え、人参のサポニンなどにはPG12を高めると同時にTXA2の合成を抑える働きがあると考えられています。

(週刊読売 1999年11月14日号より)

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