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先んずれば病気を制す中医の知恵“既病防変”

Dr.叢血液健康学
先んずれば病気を制す中医の知恵“既病防変”

Dr.叢のいきいき元気

血液健康学

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先んずれば病気を制す中医の知恵“既病防変”

このシリーズの目的は、自分では気づかず、実際には半分健康を損ねている状態、「未病」を積極的に改善して健康を守ろうというものです。今回は、未病の段階を越えて、発病したときの中医学による対処法をお話しします。

テーマの「既病防変」とは、中医学の考え方に基づき弁証論治(病気のメカニズムつかみ、体に現れる整体の機能状態「証」を分析して治療法をたてる)をおこない早期に治療し、悪化をくい止め、再発を防止することをいいます。これまで繰り返しのべてきた「未病先防」とともに中医学の重要な考え方の一つです。

中医学は全体療法

 西洋医学と中医学では、病気に対する考え方が異なります。
西洋医学では、病気は体の一部の器官の病変であり、あくまで局所的なとらえ方をします。

それに対して中医学では、人のからだも自然界の一部とする身体観と陰陽五行論にもとづき、病気は体全体の陰陽バランスの崩れによって引き起こされるものと考えています。

こうした考え方の違いからもわかるように、西洋医学と中医学では、病気に対する対処法がまったく異なります。たとえば、ガンに対する西洋医学の治療法は、手術、放射線治療、化学療法など、いずれも局部的治療です。

一方、中医学では、ガンを体全体の陰陽失調からくる局部的現象ととらえるため、体全体のバランス調整を主眼に、免疫力を高める治療方針をとります。

その上で抗ガン剤など西洋医学の治療法を取り入れた「中西医結合」治療では、ガン克服の一応の基準である五年間生存率が明らかに高くなります。

早期治療で大病も小病に

 現代の生活習慣病、たとえば高血圧、糖尿病、高脂血症、動脈硬化などは、一般に早期には自覚症状がなく、健康診断で発見されることが多い病気です。

これらの病気は、早期発見、早期治療によって症状の悪化を防ぐことができます。

たとえば、糖尿病は血管に悪影響が及ぶため、血管が硬化してもろくなるのをくい止める治療法が欠かせません。血管の変性を防ぐことができれば、心臓・脳・腎などの合併症を防止することができます。

病の転移、悪化を防ぐ

 それぞれの病気には、それぞれに特有の進行過程があります。それを的確に把握すれば、疾病の転移、悪化を防げます。

たとえが慢性肝炎は、病気の進行とともに脾胃(消化器系)の働きに影響が出てきます。漢代の医聖・張仲景は「肝臓の病気を治す際には、その病気が肝から脾胃へ転移するのが既にわかっているので、前もって脾胃を保護しなければならない」と言っています。

肝臓病の脾胃への転移を防ぎ、病状の悪化を防ぐようにすることが大切なのです。

再発予防の決め手

 ある種の疾病には、直っても再発しやすいタイプがあります。特にアレルギー性疾患、たとえば花粉症、ゼンソクなどは、再発を防止することがきわめて重要です。

中医学では、冬病夏治(冬の病気は前の夏から治療開始)、春病冬治(春の病気は前の冬から治療開始)が基本です。

冬にゼンソク発作を起こす患者には、夏場から腎と肺を強める中成薬を用い、副腎皮質の機能を高めて抵抗力をつけましょう。花粉症では、前年の秋・冬から薬を飲み始めて、春先のシーズンに備えます。

(週刊読売 1999年5月23日号より)

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