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冬の体質改善で花粉に強い体質を!

漢方の知恵袋
冬の体質改善で花粉に強い体質を!

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冬の体質改善で花粉に強い体質を!

中医学講師 菅沼 栄先生

底冷えのする日が続く冬本番。寒さが苦手な人にとってはつらい季節ですが、中医学では、冬こそ体調を整える大切な時期と考えます。冬場の体質改善は春からの花粉症の予防にもつながるので、今から積極的な養生を心がけましょう。

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今年の春は花粉に負けない!

中医学の養生は、身体を内側から整え、 病気や花粉の侵入をよせつけないバリア力を高めることを基本としています。便利さや美食を追い求める現代の生活では、 健康の基本となるこのバリア力が低下しがちになり、花粉症などのアレルギー性疾患が増加。また、 体力や自己回復力など身体を守る力が不足して、病気にかかりやすくなる人も増えています。

冬は “身体を養い、エネルギーを蓄える季節”にあたり、体力不足の体質を改善する絶好のチャンス。 春に向けて今から体内の環境をじっくり整えておきましょう。

バリア力の強固な健康な身体づくりは、体内を巡る「気」「血」「水」 のバランスを保つことが大切です。これらが不足したり流れが悪くなったりすると様々な不調が起きるため、常に自分の身体と向き合って、 バランスの崩れを整えるようにしてください。

人にはそれぞれ生まれもった体質がありますが、 それは自分の努力で変えていくことができます。日ごろの食事や生活習慣に気を配り、 病気や花粉を寄せ付けない強い身体づくりを心がけましょう。


冬の体質改善で花粉をよせつけない体に!

身体を内側から整えてバリア力を高めることは、風邪予防はもちろん、 春の花粉症対策にも効果的です。気血水を調節することで、季節を先取りした体質改善に取り組みましょう。


■風邪をひきやすい人「気虚(ききょ)」 タイプ

気の不足でバリア力が低下

生命エネルギーである「気」は、細菌やウイルス、 花粉など自然界の邪気が体内に侵入しないよう、身体にバリアをはりめぐらせる働きをしています。

気が不足する 「気虚」の状態になると、息切れ、食欲不振、体力低下、疲れやすく風邪をひきやすい、といった不調が現れるほか、 春先に飛んで来る花粉にも反応しやすくなります。バリア力をつけるために栄養をしっかり摂るよう心がけましょう。

主な症状: 息切れ、汗をかきやすく風邪をひきやすい、疲労・倦怠感、食欲不振、腰痛、冷え性、 舌の色が淡い

お薦めの食材: 銀耳(白きくらげ)、大豆、インゲン豆、じゃがいも、かぼちゃ、山芋、豚足、手羽先、豚肉、牛肉、 羊肉、白ごま、黒ごま、くるみ、松の実、クコの実

よく使われるのは:麦味参顆粒、補中益気湯、 黄耆含有食品



■ストレスが強い人「気滞(きたい)」 タイプ

気の流れが停滞して、 うつ状態や胃腸系のトラブルに

中医学ではストレスは「肝」という臓器を傷つけると考えています。この肝は 「気」の流れをスムーズにし、さらに胃腸の働きをバックアップするよう働いています。 胃腸の働きが悪ければ気をつくることができません。ストレスをさけるよう心がけましょう。 肝の働きをサポートする香り野菜や酸味のある食材を日頃から積極的に摂りましょう。

主な症状: 憂鬱、不安、怒りっぽい、不眠、胸苦しい、胃もたれ、胃痛、下痢または便秘、 月経不順

お薦めの食材: パセリ、三つ葉、春菊、セロリ、レモン、梅干し、菊花茶、ハマナスの花茶、ジャスミン茶、 その他ハーブ類、チンピ(みかんの皮)

よく使われるのは:加味逍遙散、星火逍遙丸、 開気丸



■とくに女性 「血虚(けっきょ)」タイプ

血の不足は大敵 体を冷やし、 体力の低下に

栄養素を豊富に含む「血」は、全身の臓器や組織に栄養を運び、潤いを与えたり、 身体を温めたりする役割を担っています。また、「心」を養い、精神を安定させる働きを持っています。

この血が不足すると、臓器や各組織は栄養失調の状態に。結果、疲労感や不眠、 皮膚の乾燥、手足の冷えなどの症状が現れるようになります。女性の身体は、月経のたびに血が不足しがちになるので注意が必要です。 血虚の状態は婦人科の病気やお肌のトラブルにつながることも多いので、とくに注意しましょう。

主な症状: めまい、顔色が白い、動悸、不眠、精神の不安定、月経不順、月経の量が少ない、白髪、脱毛、 皮膚の乾燥、手足の冷え、舌の色が淡いなど

お薦めの食材: なつめ、クコの実、干しぶどう、竜眼肉、レバー、鶏肉、うなぎ、スッポン、黒砂糖、 卵

よく使われるのは:婦宝当帰膠、 クコの実



健康に良い環境は自分でつくる

より良い生活環境をつくることは、健康のために欠かせないこと。(1) 睡眠をしっかりとって不足しがちな気・血を養い、(2)適度な運動で気の巡りを良くする、(3)入浴で身体を温める。 この3つを日ごろから実践しましょう。

また、美味しい食事を楽しんだり、友人や家族とおしゃべりをしたり、 毎日を心地よく過ごして心を元気にすることも大切です。暮らしの環境は自分自身でつくっていけるもの。ストレスを溜めず、 いきいきと元気な毎日を過ごすことをぜひ意識してみてください。


冬令進補 (とうれいしんぽ) 

中国では昔から「冬令進補、春天打虎」(冬に身体を養生しておくと、 春になれば虎を打倒できるほど元気になれる)という言い伝えがあります。

中医学では、 冬は「生気潜伏、陽気内蔵」の季節、すなわち「養生をする、エネルギーを貯蓄する」季節と考えています。冬は食欲が増進し、 脾胃の働きが活発になるので、栄養吸収がよくなります。そこで、身体を補う漢方処方を服用すれば、より効果的だというわけです。 来るべき春に備え、「冬令進補」を実践してはいかがでしょうか。

(チャイナビュー 134号)

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