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女性に多い冷え症対策は補虚活血で

Dr.叢血液健康学
女性に多い冷え症対策は補虚活血で

Dr.叢のいきいき元気

血液健康学

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女性に多い冷え症対策は補虚活血で

冷え症対策では、西洋医学には決定打がないようです。中医学では冷えを、気血水すべてに関係した病気ととらえて治療します。適応する薬が処方されれば、十分な結果が得られます。

 日本には「冷え症」に悩む女性が、二人に一人はいるといわれています。これは日本特有の国民病であり、生活習慣病の一つでもあります。

冷え症について、現代医学では、いまだに病名が確立していません。あえていうなら「寒冷過敏症」「冷覚過敏症」ということになります。

実際のところ、冷え性という病気は、簡単に症状を説明できるものではありません。

冷え症は一種の総合病といえます。“冷え”が主訴ですが、多くの症状や疾患を伴っているのが普通です。その根本には、やはり「瘀血」がからんでいます。

冷え症は百人百様

 冷えを主訴とする女性患者の伴っている病気は、月経の異常、生理痛、生理不順、不妊症、卵巣炎、卵管炎、子宮内膜症、子宮筋腫、貧血、慢性頭痛、片頭痛、膀胱炎、腎盂炎、さらには癌といったようにさまざまです。

症状でいうと、冷え性以外に、首や肩のこり、胃のもたれ、慢性下痢、めまい、立ちくらみ、不眠、イライラ、目の疲れ、腰痛、手足のしびれ、疲労倦怠感など、こちらも多種多様です。これらの症状には体質的な虚弱と血液循環障害、つまり瘀血の症状が見られます。

中医学では「冷えは万病のもと」と考え、早めに治療しなければならないと警告しています。冷え性をそのまま放置すると思わぬ病気を併発することもあるからです。

特に高齢者の冷えは危険信号です。アメリカでは毎年900人あまりが低体温で死亡していますが、その半数以上が65歳以上のお年寄りです。

冷え症はなぜ起きる

 冷え性の原因は複雑ですが、主に「体質的な弱さ」と「外的環境の影響」の二つを考えています。

体質的な弱さは、生まれついての体質もありますが、病気などによる体力の消耗、あるいは栄養不足やダイエットなどが引き金となります。これらの原因で自律神経系、内分泌系、免疫系などの機能が失調すると、環境に対する適応能力が低下して冷え症が起こります。

もう一つの外的環境とは、気候条件のことです。特に寒さと密接な関係があります。

日本人の生活スタイルには、冷え症になりやすい要素がたくさんあります。冷房づけの生活は体温の調節機能をおかしくします。生ものや冷たいものの摂り過ぎも問題です。女性は、寒い冬に温かさを保つ配慮が足りません。冬でも好んでミニスカートをはきますが、みずから病気の原因を作り出しているとしか思えません。

中医学の冷え症対策

 では、中医学では冷え症に、どう対処するのでしょうか。

たとえば、「寒さは足下から」「血液は寒さに会うとかたまり、温かくなると動く」といわれるように、寒くなると血管が収縮して、血液循環の障害が起こると注意を促しています。この状態を中医学では「瘀血」と呼んでいます。

また、ときには精神的ストレスのために気のめぐりが悪くなり、瘀血となる場合もあります。瘀血になると、からだの潤滑油である体液もうまく働きません。身体の動きや生命の維持に欠かせない気・血・水の流れの滞りこそ冷え症の主な原因なのです。

中医学の冷え症対策としては、補虚(体に足りないものを補い、身体の働きを強化する)と活血(血行を良くする)という二段構えの治療法がよくとられます。

具体的には、「活血化瘀」法によって全身の血液循環を改善するためには、丹参製剤、当帰製剤などがよいとされています。

もう一方の補虚は、一人一人の症状によって対応が異なりますので、中医学に詳しい専門家と相談することをおすすめします。

(週刊読売1999年9月19日号より)

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