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山芋

薬膳レシビ

食べて治す薬膳レシビ

植山美保先生

 山 芋(皮膚炎改善)

画像の説明
胃腸の調子を整える滋養強壮作用がある

中医学では生薬としても活用されている山芋は、アトピー性皮膚炎などのスキントラブルの原因となる虚弱体質や胃腸を整える働きを持っています。山芋には、消化・分解酵素が多く含まれており、下痢や消化不良などの改善にも効果があります。

旬の時期
11月〜1月

新鮮な選び方
皮に張りがあり、表面がなめらかで重みのあるものを選ぶ。傷が多いものや青や黒、褐色の斑点が多いものは避ける。真空パックのものは、中に空気が入っていないものを。

保存方法
酸化しないように切り口をラップでしっかりと密閉し、ビニール袋に入れ、冷蔵庫で保存する。

 私たちがふだん食べている食材には、さまざまな効能があり、生薬として活用されているものが多くあります。古くから滋養強壮の野菜として知られている山芋もその一つ。山芋は中医学では「山薬(シャンヤオ)」と呼ばれ、虚弱体質の改善や消化不良、慢性の下痢などの症状に用いられています。

日本でも山芋は体力を強化する食材として知られ、精力がつくことから別名「山のウナギ」と呼ばれてきました。
体力の増強だけでなく、老化による疲労感などを改善し、気力アップにも有効と言われています。

 アトピー性皮膚炎などの肌の症状には、肺(呼吸器系・皮膚)や脾(消化器系)、腎(ホルモン系)が密接にかかわっています。特に胃腸が弱いタイプの人は、バランスの良い食事を心がけていても、消化吸収力が低下しているため栄養が充分にとれないことが多いので、まず胃腸機能をパワーアップさせることが大切です。山芋には、スキントラブルに関係のある肺や脾、腎の働きを高める作用があります。

山芋にはアミラーゼ(ジアスターゼ)やウレアーゼなどのでんぷん分解酵素が多量に含まれているため、調理せずに生で食べられる利点があり、しかも一緒に食べたでんぷんの消化を助けるので、胃弱体質の人や消化機能が低下した時に適した食べ物です。単品で食べると消化の悪い麦飯に、山芋をすりおろしたとろろを組み合わせた「麦とろ」は、理にかなった昔の人の知恵が隠されています。

 昔から「ヌルヌルするものは精がつく」と言われますが、山芋の粘り成分はムチンです。ムチンは多糖類のガラクタンやマンナンなどとタンパク質が結合したもので、胃壁や鼻などの粘膜を潤して保護・修復して丈夫にする働きがあるため、胃炎や胃潰瘍、風邪などの予防や改善に役立ちます。またムチンには、タンパク質を分解する酵素が含まれているため、一緒にとった食べ物のタンパク質の消化吸収を高める作用も持っています。

 粘り成分にはその他、糖の吸収をゆるやかにしたり、糖を体外に排出したりして、血糖値を下げる働きがあるといわれています。

■薬膳レシビ

マグロの漬けとろろ

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健胃整腸作用がある山芋と血行を促進するDHAを含むマグロを組み合わせた「マグロの漬けとろろ」は、自然の理にかなった料理。血液をサラサラにする抗酸化作用がある青じそや白ゴマが風味を添えます。

画像の説明
青じそ
胃液の分泌を促進して消化吸収を高め、体を温めて代謝を促進する。解毒作用があり、刺身や冷奴などの生もの(寒性)と組み合わせると冷えを緩和する。

材料(4人分)

山芋          10
マグロ赤身(刺身用)  200g
白ゴマ         大さじ1
焼のり           少々

■漬け汁
わさび           適量
醤油            適量
青じそ          10枚

作り方

山芋は洗ってからきれいに皮をむき、清潔なビニール袋に入れ、中味が飛び出さないように、ビニール袋の口を押さえながら、すりこぎや麺棒などで食べやすい大きさにたたく。市販のジッパーのついた食品保存用の袋を使うと便利。

刺身用のマグロは1・5センチ角に切る。ボールまたはトレイにわさび醤油と千切りにした青じそを入れる。これにマグロを加えて混ぜ合わせ、下味をつけておく。

器にで適度な大きさに砕いた山芋をのせ、次にのわさび醤油に漬けておいたマグロを盛り付ける。最後にお好みで白ゴマをふりかけ、。松葉状に細かく切った焼のりを散らして出来上がり。白ゴマはフライパンで軽く炒っておくと香ばしい。

(チャイナビュー 59号)

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