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目の症状は「肝」と「腎」の失調から

アラカルト
暮らしに活かす中医学

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 目の症状は「肝」と「腎」の失調から

武 耕(ぶ こう)先生

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パソコンや携帯電話でのメール、テレビゲームなど、つい気づかないうちに目を酷使してしまいがちな現代。眼精疲労を放っておくと血液の循環が悪くなって、首や肩のこり、頭痛や吐き気などの症状につながることもあります。目の栄養源である肝や腎を養って、早めに対処しましょう。

 眼精疲労は体の注意信号、症状がでないうちに改善を

 目の奥が痛む、チカチカする、かすむ、充血するなど、眼精疲労による症状はさまざまですが、人によっては目の症状だけでなく、首や肩のこり、頭痛、吐き気などを伴う場合があります。また、集中力が低下したり、気分が衰えてイライラしたりするといった症状も見られます。

 つい見逃してしまいがちな眼精疲労ですが、生活習慣病の一つとして視力障害が起こることもあります。特に糖尿病や脳腫瘍の初期症状として現れることもあります。

 また、急激な視力低下がある場合は白内障によるものかもしれません。視野狭窄がある場合は、緑内障の疑いもあるので、単なる目の疲れと考えて放置しておくのは禁物です。

 目の網膜には、物の形や明暗、色彩などの情報を受け取るたくさんの感覚細胞があり、人間がキャッチする情報の約8割以上を目で収集していると言われるほど大きな機能を果たしているため、エネルギーの代謝が活発で多くの栄養を必要としています。

 中医学には「肝は目に穴を開く」という言葉がありますが、これは目と肝が密接な関係があることを指しています。肝は目の栄養源となる血液の貯蔵庫で、ストレスや過労などの影響を受けやすいのが特徴で、中医学では目の疲れは「肝の失調」と考えられています。読書やパソコンなどで目を酷使すると目の栄養分である血液が消耗されますが、不規則な食生活や過労などによって肝の機能が低下すると、さらに目に必要な栄養が行き渡らなくなります。

 また肝は、生命の源であり、免疫やホルモン、中枢神経、造血機能を司る「腎」と深い関わりがあります。「肝腎同源」という言葉のとおり、目を養う働きのある腎の機能の低下も眼精疲労の原因になります。ですから、眼精疲労を改善するためには、肝と腎を養い、目が必要とする栄養素が含まれた食べ物をしっかり取ることが大切になります。


 目が疲れやすいタイプは「肝血虚」と「肝腎陰虚」

 脳腫瘍のような深刻な疾患が原因ではなく、ストレスや目の酷使、心身の疲労、老化などによる眼精疲労には、中医学による治療が効果的です。眼精疲労の症状を訴える人に多く見られるのが、目の機能を高めるために必要な血液が不足している「肝血虚」タイプと、肝と腎の機能が低下して、体に必要な体液が不足した「肝腎陰虚」タイプです。

 「肝血虚」タイプは、携帯電話やパソコンなどのOA機器を使う機会が多い若い人に多く見られるのが特徴です。これと対照的に、中高年者に多く見られるのが、肝だけでなく腎の機能も低下した「肝腎陰虚」タイプです。

 改善方法はタイプによって違ってきますが、どちらのタイプも肝と腎の両方を養って、強化する必要があります。自分がどちらのタイプなのか、体質と主な症状をしっかりチェックして目の健康を維持するようにしましょう。

■肝血虚タイプ

原因と体質=ストレスや心身の疲労、胃腸障害、虚弱体質などの他、不摂生な食生活やダイエットが原因で、肝の機能が衰えて血液が不足したタイプ。特に偏食や欠食などで、栄養のバランスが崩れた「現代型栄養失調」と言われる若い人に多く見られるのが特徴。

主な症状=舌の色は白っぽくて薄い。目のかすみや乾燥、顔色が悪く貧血ぎみ、胃腸が弱い、肌のかさつき、下痢、経血量が少ない、めまい、手足のしびれ、筋肉の痙攣や引きつれなど。

改善方法=このタイプの人は、不足した栄養分(血液)を補って肝機能を高める「益気補血(えっきほけつ)」がポイント。血液を補うのと同時に、血液不足で停滞した気(エネルギー)のエネルギーのめぐりも良くする「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)」が一般に用いられます。また、胃腸が弱くて栄養分を消化吸収できない場合は、気を補い、胃腸機能を高める「帰脾錠(きひじょう)」や「十全大補丸(じゅうぜんだいほがん)」などが用いられます。


■肝腎陰虚タイプ

原因と体質=加齢に伴う老化や心身の疲労、ストレス、慢性病などが原因で、肝と腎の陰液(体液)がともに消耗してしまったタイプ。体液が不足して、体内の陰と陽のバランスが崩れて陽が過剰になった状態。特に中高年者に多く見られるのが特徴です。

主な症状=舌の色は赤みが強く、苔は少ない。目の痛みや疲れ、目の充血やかゆみ、視力低下、めまい、手足のほてり、口の渇き、のぼせ、足腰のだるさ、寝汗、不眠など。

改善方法=不足した肝と腎の陰液を補い、栄養分を与える「慈補肝腎(じほかんじん)」が症状を改善するポイントです。目の充血やのぼせ、ほてりなどを緩和する清熱解毒作用があり、低下した肝と腎の機能を高める「杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)」が一般的。また、体にこもった熱をさます働きのある菊花が配合されたオリエンタル・ハーブティー「香菊花(しゃんきくか)」も効果的です。



■ 疲れ目に効くツボですっきりくっきり ■

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晴明(せいめい
目頭と鼻のつけ根のくぼみ。デスクワークやパソコン、ゲームなどで目を酷使した時に最適なツボ。どんな症状の眼精疲労にも有効。気持ちのいい程度に、軽くゆっくりと押すのがポイント。











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