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糖尿病への中医学的アプローチ

「糖尿病」
糖尿病への中医学的アプローチ

 糖尿病への中医学的アプローチ

路京華(ろきょうか)先生


■気陰両虚と瘀血(おけつ)対策で合併症を予防

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 伝統処方「生脈散」と合併症を防ぐ「丹参製剤」

 現在、中医学における糖尿病治療の代表的処方として、生脈散と丹参製剤の2つが大きな注目をあつめています。いずれも古くから用いられてきた処方ですが、最近糖尿病治療の分野で改めて見直されているからです。

 生脈散は気を補う人参を主成分に、陰液(体に有用な体液成分)を増大させる麦門冬(ばくもんどう)と五味子(ごみし)が加えられた3つの生薬を組み合わせた処方です。

「中医学では糖尿病を気と陰液の両者が不足した気陰両虚を中心とする病態と考えるため、人参で気を増やすと同時に麦門冬と五味子で陰液を増大することで治療に役立たせるのです」
と中医師の路京華先生は指摘します。

 一方、丹参製剤は中国産のサルビアの根=丹参を配合した処方で、中国には古くから数多くの丹参製剤がつくられてきました。気陰両虚があると血液が滞る瘀血(おけつ)という状態を招きます。それによって血栓ができたり血管障害を起こしたりして、糖尿病の合併症である心筋梗塞や腎症、網膜症や末梢神経障害などを引き起こします。

「中国では血液循環を改善し、瘀血の解消をはかる生薬を『活血化瘀(かっけつかお)薬』といいます。丹参はこの瘀血の解消に大きく役立ちます」(路先生)



 現代科学で立証された活性酸素の除去

 最近、丹参の新たな薬理作用が解明され、センセーショナルな話題として報告されました。

「富山医科薬科大学の横澤隆子助教授の研究によって、丹参が血管を傷つけ老化の原因となる活性酸素(フリーラジカル)を強力に除去することが突き止められたのです」(路先生)

 糖尿病の合併症はフリーラジカルによる血管の内皮細胞への障害や過酸化脂質の増大から生じますが、丹参がフリーラジカルを除去することにより、糖尿病の進行や発症を抑えることが証明されたのです。従って中医学的な糖尿病治療は生脈散と丹参製剤の組み合わせが基本となります。

 ところが、生脈散や丹参製剤は、これまで日本ではあまり使われることはありませんでした。飲み易く製剤化されたものがなく、煎じ薬で服用するしかなかったからです。しかし、現在は生脈散が「麦味参顆粒」、丹参製剤が「冠元顆粒」として製剤化され、手軽に服用することができるようになりました。糖尿病患者にとっては大きな福音といえるでしょう。

(カルナの豆知識 創刊号2005年4月)



















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