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細胞のがん化

がん予防の最前線

細胞のがん化

がんは正常な細胞の遺伝子に異常が積み重なっておこる病気です。

正常な細胞は周囲のさまざまな信号(シグナル)を受け取って、増殖を含め、身体の組織の一員としての役割をたしているのですが、遺伝子に損傷を受けることによって周囲の信号に正常な反応をしなくなります。

特定な信号に正常な細胞と異なった反応をするようになるのです。遺伝子に損傷を与える原因は、環境中の発がん物質、放射線、ある種のウイルス、身体の中に発生する活性酸素、あるいは細胞が分裂する際の遺伝子の複製エラーなどさまざまです。

こうした環境あるいは身体の中に存在する発がん因子によって遺伝子が損傷を受けますが、多くの場合、損傷は遺伝子の構造の異常として細胞に定着する前に修復されるか、異常のはなはだしい細胞は存在できずに死んでしまいます。

しかし、こうした過程をくぐり抜けて、遺伝子の異常が定着した細胞のあるものは、「がん化」への道をたどることになるのです。
この段階を「発がんイニシエーション」と呼び、細胞ががん化する最初の出来事です。

発がんイニシエーションそのものは、数日という短期間で起きてしまいます。

遺伝子に異常を起こした細胞は、細胞の周囲からの信号に反応い、あるいは特定の信号に強く反応します。例えば、身体の機能の維持に必要な信号の一つにTNF-αというような炎症性のサイトカインがありますが、発がんイニシエーションを受けた細胞はこの信号によって増殖してしまいます。
そして、増殖するうちにさらに別な遺伝子に異常を起こし、こうした増殖と遺伝子異常があいまって進行することになります。この段階を「発がんプロモーション」とよびます。

がん細胞にはなっていないが、遺伝子に異常を起こした段階の細胞が増殖した形態が臨床的に「前がん病変」として見出される場合があります。前がん病変はがんではありませんが、そのままに放置しておくとがんに進行する可能性が高く、大腸ポリープ、食道異形成、口腔白板症など臓器によって多様です。発がんプロモーションの段階は10年以上かかるといわれています。

発がんプロモーションの段階にある細胞の遺伝子の異常が積み重なって、先に述べたような悪性形質を獲得したがん細胞が誕生します。この段階を「コンバージョン」とよぶこともあります。

こうして誕生した1個のがん細胞がさらに5〜8年かけて数億個に増殖して臨床がんとなります。がん細胞がこのようにいくつかの段階を経て発生することを「 多段階発がん」とよんでいます
 
がんが高齢者で多くなるのは、年齢とともに細胞の遺伝子の異常が積み重なり、発がんの階段を上っていくことを示しています。

また、1個の細胞ががん化する背景には、多くのがん細胞予備軍が存在していると考えられます。なぜなら、遺伝子の異常を引き起こす発がん因子や発がんイニシエーションを受けた細胞の増殖を促す要因は、1個の細胞に作用するのではなく、臓器全体の細胞に作用するからです。

がん化を終点とするレースに例えると、がん化というゴールに最初にたどり着くランナーは一人(1個の細胞)であっても、その後続には多くのランナーが走っているのです。
最初のランナー(がん)を取り除いても(治療)、また次のランナー(がん)がゴールにたどり着いてしまいます。すなわち、最初のがんを治療しても、別の新たながん(2次原発がん)が発生することになります。

がん化した細胞の周囲(臓器)の細胞もまたがん化の道をたどっています。このような現象を「がんの場」とよんでいます。人口の高齢化とがん治療の向上によって、2次原発がんの予防もまた重要な課題となっています。

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